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サイトjunktriggerのブログ。 レギオルの勝手気ままな手記をつづる…。
November / 15 Sat 10:19 ×
×

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September / 06 Sun 02:55 ×

ん?
彦造さんの絵の魅力は…その内容にある
という風に描かれていたが、
自分もそこに惹かれているのだろうか…?

今のところ、自分はその絵。デッサン力とか技術力とか
そういうのに「すげえ!」と思い、惹かれていると思っているのだが…。
もちろん、描かれている人たちはカッコエエと思ってるけれど…。
やっぱ、体つきとか、表現力とか、技術力とか、
そっちに目が行くなぁ…。
どちらかというと内容のほうにはまだ意識が行っていないというか…。
(だから、刀の先に描かれていた生首に気づいてなかったりして、)
(2度目でふいに気づいて「どきり」としたりする…(^^;)。)

実物っぽく(完璧なデッサン力)、だけど、ちゃんと絵で、
でもリアル以上の存在感。
まさにそういうものだと思う。彦造さんの絵は。
憧れる。

自分、「小説の挿絵」として彦造さんの絵を見た事が無いので
見方がちょっと違うんだろうな。
惚れ所がいきなり絵だったって違いだろうな。
(小説の挿絵から好きになった人は内容も込みなんだろうけれど。)


そういえば、先日の教授(坂本さん)の出ていた番組。
以前どこかでも耳にした気がするのだが、教授は
「歌詞は耳に入ってこないんだ。」という事。

教授、サ○ンの曲を聴いてるときもそんな聴き方していたもんな…。
歌が入っていても歌詞を聞いているのではなく”音楽”を聴いている。
音と歌(声)いっしょになった”音楽として”聴いている。そんな感じ。

自分も教授みたいに「聞こえな」ければいいのに…。
自分の場合は、歌が「聴こえて」しまうので、
歌詞の入った曲は『音楽』というよりやっぱり『歌』なんだよね…。
BGMとして使えないし、あんまし好きじゃない。
賛美歌系とか、外国語とか、歌詞の内容より音としての声の曲なら大丈夫だが。

歌が好きな人の聴き方と、自分の音楽の聴き方って、ちょっと違うんだろうな。
曲に歌詞を乗せてメッセージを送るというのもすばらしい事なんだけどね。
曲自体のそのままを感じるってのも、イイよね。


絵でも音楽でも、いろんな見方感じ方あって良いんだよね。
決め付けはなんでもいけないね。

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September / 05 Sat 02:51 ×

彦造さんの絵力の理由。
その一片ともされるものが書かれてあった。

(その本の執筆者の分析によると。)

(彦造さんの)父親の存在。
憧れとなる先駆者の存在。
そして、命をかけるほどの自虐(?)。

だとか。


彦造さんの父上のような父親の存在ってのは、
今更自分にはどうしようもない事なので、こればかりは仕方ない(真似できん)。

彦造さんは早くに母上を亡くされ、一人息子として
父にとても愛されて育ったそうだが、
同時にとても厳しく育てられたとか。

自分も父からは愛されていると思っているが、
厳しくは育てられては居ない。(母親も健在。)
まあ、こんな甘ったれた(甘ちゃんな)自分を見りゃ想像も易かろう(笑)。

彦造さんのお父上は、
「それ(仕事)がうまくできなければ腹を切れ。」と短刀を渡したとか。
そんな、物事に対する向き合い方?そういったものを厳しく教えた父親ってのは
すごいね。もちろん言うだけでなく、自らもそうとう律しておられたのだろうな。


憧れの人の存在ってのは自分にも幸いにしてある。
惚れやすい為に何人かあったりするのだが、
彦造さんももちろんその一人ですし。
・・・。あんましたくさんに惚れるのも良くないんかな…(^^;)

なんだろな~…。みんなそれぞれ「この人最高!」と思うのだが、
「100%この人の描く絵全てを完璧に同じように描きたい。」と思うかというと、
そこから自分にとっての完璧なものを作り上げたいと、ある意味虫のいい事を
思ったりするので、一つには絞れないんだよな。
(つまみ食いばかりしているから、いつまで経っても満たされんのかな…。)


そして、命をかけるほどの自虐…。か。
「自らを追い込むことによって極限状態で得られるエネルギーを絵に注ぎ込む。」
彦造さんのやられてたのは、食事(制限)で、塩・米・水等以外を一切断って、
その期間を過ごす。とか。(彦造さん元々虚弱でらっしゃったそうなのに。)
自らを餓えさせ、その中で得られる高揚感とか、そんなのをエネルギーにしていたとか。

「自らを飢餓状態に。」ってのは、山岳信仰とか…、なんていうんだっけ…苦行?
ああいうのでもやることだよね? 修験道?か。

んむー。つまり、神がかり的パワーを得るには、そこまで自分を追い込む必要が
あるって事かー…。

絵に対する姿勢が、つまりは文字通りの「一生懸命」なわけだ。
なるほど。絵に魂がほんとに注がれてるようなもんだ。
だからか、これほどまでに魅入られるのは…。


んー。
この「飢餓状態にする」という事を、それほどまでの本気の決意を持って
と見てもいいのだが、確かに、そこでしか得られぬものというものが
あるのだろうな。

ん~…。
絶食(みたいなもの)か~…。
一人暮らしやれば自然とそうなる可能性が自分には無きにしもだが(苦笑)
(彦造さんも何度もこれで倒れられたとか…)
自分これをやったら、たぶんあんまり保たんな~(^^;)。

いや、それ以前に、自分ビビリだから、”そういう”極致に至る前に
びびって止めちまうな。高揚感なんてもの得られる前に。(しぬ…。)

しかし、この荒行、彦造さんは小学生の頃からやられてたとかで…、
なんちう意志の強い…。
(そういう教え(信仰?)が伊藤家には代々伝えられていたらしいが。)

そんな苦行を何度もされても、彦造さんは100歳まで生きられた(凄)訳で。
もちろん自らを普段から鍛えておられたからであろうが…、
いや、やっぱちょっと今の自分にゃその勇気はないなー…。


やっぱ環境ってのも関係あるんだね…。
家庭環境だったり、時代環境だったり、自分を取巻く周りの環境だったり。

自らの意志の強さ というか
とにかく、自分はほんとに甘い。甘いんだなと、つくづく思わされた。
たしかに、ほんとにそうだ。こんなじゃ100%良い絵は描けない。至れない。
本気で命をかける意思が自分に無ければ、一生”それなり”なものだ。ね。
何事にも覚悟がないね。自分。・・・ビビりだから(;_;)エーン

 

先駆者としての「華宵」さんの良かった(絶大な人気を得た)理由は
「『美少年』が描けた事」だと書かれていた。(書いたのは彦造さんでなく本の執筆者)
美少年なんてかけねーよー(涙)。そうだよー、それが描けるセンスすら元々無けりゃ
極致とか荒行とかそんなの出来たってだめって事なんじゃーん…。
つうか…、自分、描くとしたら少年でなくオヤジだもんな…(笑)。どうすりゃいいんだ??

・・・。オヤジでえろすって…気持ち悪…(^^;)。
ああ、えろすって多分自分極端(違う意味)に考えすぎだね…
怪しい魅力を持ったオヤジって思えば…(微妙…)ダメダorz
(…ある意味今自分『瀕死』状態カモ(笑)。しかも自分で陥ったから『自虐』…?)
(・・・。最悪でし…(涙)。)

September / 03 Thu 23:37 ×

本が届きました。
…結構朝の方に。もっと夕方等でよかったのに…(^^;)身勝手

以前、彦造さんの画集をご覧になった方が、
「おなかいっぱいになった。」と
どこかで漏らしていたような記憶があるが、正に。
「腹いっぱい」というか「胸いっぱい」というか。

この方の絵は、なんだか不思議な感じがする。
緻密で、リアルで、バランスも非常に魅力的で…、
構図も迫力とか緊迫感とかあって、静と動があって…
嗚呼!上手い言葉が見つからない(^^;)
見ていると妙な感覚に陥るというか…引き込まれていくような感覚に陥るというか…。
その絵を見ている自分の存在一切が無くなるというか。
全ての意識ががっちりと掴まれ引き込まれてしまう。というか。
おそろしい位に。

それと、自分にこれまでに無い部分に入り込む感覚。
自分の憧れとするいくつかのものたちの、これまで入っていなかった
ずっと渇望していた、そんな空白に。スコンと入ってくる様な。


まだ一通りしか目を通していないが、もちろんこれで全てではないのだよな。
もっと、もっと見たい!!と思った。
今回の本も一冊の画集としては大ボリュームだが、
他にも画集あっても良いのにと思う。

中に「9歳の頃描いたと思われる絵」というものがあったが、
誰に習う前にこれ?と思うような…
自分、今でもこんな絵描けんばい。と思うような、そんな。
描ける人はデッサン詰とかやらなくても描けるもんなのだろうか…等と思ったり。
あるいは、小さな頃から自らいろいろと好きで描いていたのか。
にしても、なんちう才能。(才能と言っていいのかな。)

よく「どうやったら絵が上手くなりますか?」という質問をして、
「そんなのは描かなけりゃ上手くならないよ。」と当たり前に返されるが、
自分、思わず口を突いて出たよ。「どうやったらこんな上手くなれるんだ…」と(笑)。
なんだか、自分のこれから一生かけても彦造さんのこんな絵は描けないのではと
そう思うと、思わず。ぽろっと。

なんだろうね~…
絵(の技術とか)だけじゃないんだよな。多分。
彦造さん自信の経験したもの全てによっても描かれているんだよな。
これらの絵は。やっぱ見てないものは描けんな~…。

剣の表現とか…多分体術というか動きとか、
そういうのを見て、体験して。少しは血もあったか(血統な)。


そういえば、画集の中で「をんや?このポージングは…(どこかで見覚えが)」
と思った絵があって、そう思ったもう一つのイラスト(とある別人画集のゲスト絵)
を見たら、そのイラストに関連したコメント(対談)の中に、
彦造さんの名前が!(ちゃんと読めよ自分(笑))

彦造さんの挿絵をリアルタイムで見ることが出来てる人も確かに居るんだよな…(羨)。
自分が彦造さんを知ったのは(前にも書いたか?)新聞で「追悼展(?)」があるという
そこに載せられていた小さなイラストだったか。
そこでもう一気に惚れたんだが(^^@)(展覧会に行けたのではなく、その小さな絵で。)


彦造さんの娘さんの描いた絵も少し載せられていたのだが、
その注釈というか娘さんの事に付いて少し書かれていたことによると、
娘さんもすばらしい絵の才能を受け継いでおられたようで。
雑誌の挿絵を描いていると、父彦造さんと絵があまりに似ているために、
彦造さんが偽名で描いているというように噂されたそうだね。
それを耳にした彼女は「これ以上描くと父に迷惑がかかる」と
それ以後きっぱりと絵を辞めたのだとか。(後は日本舞踊の師範になられたとか。)

もったいない、と思ってしまうな。やっぱちょっと。
しかし…絵をきっぱりと辞めても、舞踊の道で師範にまでなられるとは…。
これも才能か。

しかし、彦造さんのご家族のお話しだと、彦造さんも大変な努力家というか、
一切手を抜かない性格というか。そんなだったそうだから、
努力できる才能をお持ちの血筋だったのかな…。


画集購入前、これもどこかで目にしたコメントだったが、
彦造さんの絵は血が出てたりというのが多い。とか、そんな事が書かれていた記憶が。
それをみて、(自分は彦造さんの絵をこれまであまり多く見られていないので)
ちょっと恐る恐るだったのだが
(自分はあまり大量の血等は美しいなどとは到底思えない性質なので)、
「血がメイン」という描かれ方はされてない印象を受けたので(血も大量ではなかったし)
大丈夫でした。(表現上必要な量の描かれ方な印象。)
ちょっと怖い絵はあったけどね(^^;)。

(でも、本中どこかに「自分の血で描かれた絵」みたいなのがあったような…。)
(まあ、それは絵の表現とは別の話なのでいいのだけど。)


うっし! がんばろう。自分も。
自分が目指す所(自分の理想とする絵にいつかたどり着く事)に
妥協の余地は無いんだよな。
私のボスが言ってました。自分に身についたものは失われないと。
物や金は失われる事があっても、自分に蓄えられた能力等は無くならない。
自分への投資を惜しんではならんね。

September / 02 Wed 04:35 ×

ぼつぼつと最終確認の意味での「集音」の通し聴きをしているのだが、
まだ一周しない。

しかし、再生中のタイトルを見て「あれ?もうW…?(おかしいな)」と思ったら、
案の定1フォルダ分(1000曲強)飛ばしていた…。
(しかも、その再生中のフォルダにも150曲ほどの漏れが…。(フォルダ内に入れ忘れ))

まだしばらくはかかりそうだ(^^;)
(ちうか、もう最初の頃のタイトルとの音量のバランスとか量れんばい…。)
(被った曲チェックも危ういのに…。100%の確信が取れたものはまだ一作品のみ。)


今日(日付的には昨日だが)は図書館に本を返しに行った。
学校も始まったので人は少ないかな?と思っていたが、
前よりも多い印象。学校帰りとか、そんな人も多かったか?

前回の借り物は絵画関係が多かったが(彦造さんのとか若冲さんのとかデューラーさんのとか)、
今回は資料的な感じのものが多い。
絵の技法とか、そっちで直接参考にするものというよりは
絵を描く際の物的資料?
まあ、事典的なものという感じか。

しかし…、
借りてきたら返す前に一枚くらい何か描いてみらんとなあ…(^^;)。
結局借りてきただけで実質的身になったか、ちうと、疑問。
今回は何か返却までに一枚描くかねえ。


ちなみに、「技法」系の本も結構置いてあったりする。
デッサン(鉛筆とか石膏とか)とか、水墨画とか、アクリル画とか。
技術的な勉強には良い本なのだろうが、なんだか今の自分の必要とする所と
ちょっと違う気がして、まだ借りては居ない。
「今必要」ってのは、まだ終わっていない「片手間らくがきリベンジ」に
使えるようなそんな本な。

例えば、「人物の描き方」とかいう本も置いてあった。
しかし、「片手間らくがきリベンジ」はその段階をすでに過ぎている。
その本を必要としたならもう少し前だったな。描き始めの頃。
今更そこまで大きな修正は効かない…。効かない てか、出来ん(笑)。

フィギュアのフルスクラッチで言うと、すでに造形の方はほぼ出来上がっていて、
ヤスリがけとかフキサとか終わってて、今はもう着色中、ってとこかな。
ここからまたヤスリ等かけるのは、よっぽどの修正で無い限りはふつうやらんよな。

また、
「鉛筆デッサン」とか「石膏デッサン」とか、そういうのとは
ちょっと違う描き方(描き込み方)になっているの様なので(本のと比べるとな)、
ちょ~っと今は参考にはならないかな~…と。

もちろん、この「片手間らくがきリベンジ」が無事終わった後には
参考になど十二分に出来そうな本ではあるのだが。
自分、例えば石膏デッサンの一般的な描き方とかどんな風にやってるか実は知らんし。
「線の使い方がちょっと独特だな~」と美大受験生とかが描いた石膏デッサン見て
思ってたりしたが。

「一般的に」という描き方とか、そういうのを嫌ってしまう所が自分にはあって、
絵の描き方とかに「普通は(このように描くんだ)」とか、
そういうのはなんか違うんじゃないかと感じてしまう性質で。

「自分はこんなのが描きたいんだ。」というところ(出発点)から
「こういう風に描くにはどうやればいいんだ?」というアクセスの仕方が自分の理想で、
そのたどり着いた先(技法)が、例えば今自分がやってるのが水彩画だとしても、
自分が描きたい「こんな」が水墨画の描き方(技法)だったとしても、
それはそれで良いのではないかと。そしてそれをやってみて失敗しても、
それで良いのではないかと、自分は思う訳で。

最初から、「水彩画はこうやって描きなさい。」みたいな
押し付け的な、そんな、絵(を描く事)に対するアプローチの仕方が嫌いな訳で(笑)。
「こういう風に普通は描くんですよ。」という『知識』は無いよりはあった方が
良いとは思うがね。
でも、できれば「『既成概念』無し」で、描いてみたい、
ちうか、描きたいんだよね。絵とかって。
(一度概念もらっちゃうと、逆に自分はそれ以外のことが出来なくなる…(ロウだから)。)

・・・。こんなだから自分はいっつも遠回りしているんだな。何事にも(笑)

September / 01 Tue 04:34 ×

買ぉてもた…。

彦造さんの画集…。ネットで買ってしまった…orz。

本屋さんで図書券使って買うつもりまんまんだったのだが
(ほんとにそのつもりだった。本屋勤めつながりの友人にも相談しかけてたし…。)、
「ポイント」を消費せねばいかん事に負けた…(T T)。
送料込みで、さらに500円引き(ポイントで)に(術中w)。

減らん!図書券が!!(笑)。


そういえば、さんざん買うものを捻出している最中に、
韮沢さんのイラストのカレンダーってのがあるってのを初めて知ったのだが、
扱いが『アダルト』だった!(笑)
中身がどういったものかまでは分からないが、…アダルトなんだ…。
(表紙の女性の胸が出てるから…?)
以前購入した画集「カメレオン」も、分類上はアダルトなのかな…。

自分が見たそのカレンダーは2009年度版のものだったが、
「アダルト」という分類をされているということは
描かれているものは「女性」がメインなんだろうなと勝手に判断して、
購入は見合わせたが…
図書券でカレンダーを買う(予約して)ってのは手の一つだよな。

(韮沢さんの作品の場合、年齢制限のつく条件は絵の内容だけとは限らないからなあ…)
(「エッチ」とかいうのは一切無くても内容が「アブナイ」ってんで)
(「推奨年齢」付けたゲームもあったもんな…。サイバーパンクの宿命(?)か…。)

個人的にイラストとかそういうののカレンダーって、
カレンダーとして買うというよりは、ポスター代わりだよな。
NASAのカレンダーとかも写真がキレイでいいよなー。
好きな絵がでっかく見れるし♪イイよな。最近その手は全然買ってないけど…。
「カレンダーとして」は別に買ったりするもんな自分の場合は
(書き込みがたくさん出来るやつとか)。
(ここ数年はダ○ソーの浮世絵カレンダーがお気に入り。)

今年は何か買いたくなるようなカレンダー出ないかな。


画集とか、実はそれほど自分は持ってなくて、
でも今更にほしいと思うものはあったりして、
韮沢さんの作品集もすごくほしいのだが、廃版…。
逆にこれからでも作品集を出してほしいなと思ってる人のもあるのだが…。
こればっかりは本屋さんで注文しても入手できないもんなあ…。

August / 31 Mon 22:27 ×

連日はつらい。

今日も安眠を妨げらる。

寝始め→山鳩の声。窓の向かいの木で鳴きやがって…(>_<)。
        例の爆竹もいつもの事だし…。
就寝後→重機の音。うるへー。

明日までに着色までして完成させたかったのに…、
野望(?)打ち砕かる。
少しは進めたい…。


先日、友人が見せてくれた絵のこと等を思い出していたのだが、
(あの思いきり自分を萎えさせてくれた絵たちな(^^;))

B5サイズ(一般的な大学ノートサイズな)の
素人の描いた絵が例えば売値「5,000円」と言ったら、
おそらく、日本人のほとんどは「高い」と感じるだろう。

プロの絵だったり、有名なアマチュアの絵だったり(絵っつってもこの場合はイラストだが)
または、本当に買いたいと思っている人にとってはそうでもない値段だが、
一般的な人の目には絵(イラスト)に「5,000円」は高いと思われるだろう…。

しかし、思えばサイズは絵としては小さいとはいえ、
一日で仕上げるというのはちょっと難しい。自分だったらまず無理。
まあ…出来なくは無いが…。
完成までに2日以上かかるって事は多分にあると思われる。

2日かかって(良くいって)5,000円…。
日給2500円?時給にしたら…いくら??

その労働(?)時間に対する対価という見方からすれば、今の日本の労働条件で見ると
一枚の絵が5,000円というのはけして高くは無いという事になるのかもしれない…。
自分も含め、やっぱ日本人の、絵とかそういうものに対する見方って、
ちょっと認識が追いついていない部分があるんだろうなと。そう思ったり。

複製品の場合はこれには含まないのだが、
一点ものとして見る場合、
海外の人(売人)が、時々びっくりするような値段を付けるのは
個人的には「はぶりいいな~」と思ったりしていたが、
あれが『当然の対価』な見方なのかも知れないな。

同じような認識が日本に浸透する日は…、来るような気はてんでしないんだが、
改革できる日が来るといいなと、ちょっとだけ思ったり。

日本人って、昔から「器用」と言われているように、
やっぱ絵とか描くのはそれほどめずらしくもすごくも見えなくて、
技術とかそういう方向からも当たり前な見え方で、
だから「そういうことに対して特別金を払う」というのが
一般的じゃないんだろうな…。

お店番とかそっちの方が難しい作業なんだろうな…(笑)。
時給、全然そっちの方がいいからな。

昔から、日本の芸術に目をつけ、保存等に積極的だったのは
国内よりも断然海外だった訳だし。
日本では消えて失われていくような多くの良いものを
救ってくれているのはやっぱり国外なのだなぁ…。

ちうことは、やっぱまだ日本はその点ほとんど変わってないって事なんだろうかね。
逆輸入多いもんな(笑)。(周りの評価にてんで弱い日本人。)

August / 30 Sun 22:24 ×

下書きが済み、ペン入れしたい絵があるのだが、
眠くてそれもままならない。

今日は、今月中にやらねばならぬ私用のために
いつもより1時間半ほど就寝時間が遅かった上に、
就寝後1時間ほどで一度目の「起こされ」。
そして次はその2,3時間後にも再びの「起こされ」。
起床時間は普段の30分ほど長めだったくらい。

日中は特に眠気は無かったのだが
(でも、今思うと、ナチュラルハイテンション気味だったかも…)、
20時あたりから急に…(眠)。

(じつは、キータッチも結構間違ってる…。眠気で…。^^;)

なんつうか、お歳をめされたかたってのは…、全員ではないのだろうが、
それでも朝から元気であらしゃいますな…。
…。てぇいうか!朝から元気よすぎで声でかすぎですよ!!
訪問予定時間の2時間ほども前から来なくていいんですよ!?
(早めに迎え(?)に来ているために、余った時間で喋りまくってる訳ですよ。)
(すぐ下の外で。)

この方とは違うが、毎朝のように06時前から爆竹鳴らしまわる人も居るし…。
(果樹園経営者と言われており、鳥避けだとされているが…。正直腹立ちます。)
(去年は日中もだったので、作業中ストレスだったと去年も確か書いた気が。)

耳栓…、買おっかな…(涙)。


今日は選挙投票日でしたにぇ。
自分のとこの区の感じは、顔ぶれが、なんつうか…、
「(候補者足りなくなっちゃった…。)ここは…まぁいっか。」で、
「すまないが…。なんとかがんばってくれ。」で、
「ここなら、あわよくば…。」な…。そんな感じがしたな。

で、結果は「やっぱりな。」でしたな。

「ここ地元○○(地名)を守るのは△△(候補者名)!」
と、選挙カーで地名”間違って”言ってるような人が当選するんだから…
(○○は川の対岸の地名で、些細?かも知れないが、)
(それじゃ地元の事ほんとに知ってる人とは思えないよなーぁ…(ーー;))、
まあ、なんつうか… (ある意味では地域”密着”な人間なんだろうけど…w)

今回のあのラインナップじゃ、今回もし新たに行こうとした人には
がっかりというか…捨てられた感ももしかすると感じられたかもしれないな。
(投票率も上がっては無いだろうな~…ここは。)
まあ、地方ってそんなもんなんだろうな所詮は。

さ。
このよどんだ『末端』まで血が通い始めるのは、いつの日か…。
はたまた、あるいは…。

August / 25 Tue 01:17 ×

なんだか不思議なのだが、
未だ加筆が続いている片手間らくがきリベンジ。

「だいぶ終盤にきているかな…?」
と思うと思えば、
「まだ要るな、調整が。だいぶ。ちうか、まだまとまってないな。」
と思えたり。

または、
「ここ、だいぶマシになったな…。以前よりは。」
と思えば、
「ここ(同じ場所)、ざっくり消して描き直したいな…今更まっさらは無理だけど…。」
とか。

画面は(以前に増して)だいぶ色が濃くなってきていて、
紙・筆記具の面から見ても、少しは先(物理的限界)が見えて来る頃ではあるのだが、
どこをもって終りと出来るか、
いまだまったく想定できない。

描こうと思えばいまだにいつまでも描きつづけられそうな気もしているし、
一方ではすぐにでもFinishさせられるのでは?という見方も出来ているし。
不思議な絵だ。

不思議といえば、
もうずっと同じものを見つづけたせいか、
紙を横にしてみるだけで、えらく印象が変わって見えてしまうという
錯覚(?)まで起こす(笑)。
(左右反転とかさせて印象が変わって見えるとかなら分かるが、)
(単に横に向きを変えただけでそう思えるのはそうとうだなと感じたり。)

順方向で見ると未だ線が荒いなと見えるのだが、
横方向にすると、その荒さが目に付かない。というか。

まー、ある意味、しばらくその横方向で筆を加えつづけていれば
今度は順方向に戻した時に荒さはだいぶ軽減されているということには
なるのだろうが。
ただ、方向を変えると、今まで意識していた光の方向とか、
そういうのがずれてきてしまうとか、そういうことが起こりうるので、
怖いんだよな。

鉛筆(シャープペンシル)で描いているのだから、
ちょっと失敗しでかしたとしても、インクものとかよりは
修正が容易なのだから、ずばずばやってみてもいいんだけどねぇ。
いつもの「ビビリ虫」がそこら中から顔を出している訳で(笑)。

先ほども言ったように、かなり「C(炭素)」が紙面に載せられてきている訳で、
下手に指で触れるなんて、めっそうも無い!(正:とんでもない)ことな訳で。
実際、消しゴムのかすを吹き飛ばせない紙面にくっついたようになっているようなやつを
やさしく出来るだけ紙に触れないようにそーっと指の腹で払おうとするだけで指に黒く移る。
(自分、羽ぼうきを持って居ないのだが、羽で払うのもなんか怖い(笑)。)

なので、もう出来るだけ消しゴムはかけたくないし(^^;)。
かといって、練り消しはどこにあるのやらといった状況で、探しても居ないし。

こうやって、今日も夜はふけていく…。
この絵、ジョコンダ婦人にならねば良いが…。

August / 24 Mon 23:43 ×

今日は友人が訪ねてきまして、
まあ、先日一緒に図書館にいったという
その馴染みな友人な訳ですが。

たっぷりとわたくしにさまざまな絵を紹介してくれまして、
すっかりわたくしの気持ちを萎えさせて帰ってゆきました(笑)。

ネット上にあるいろんな絵を、
「こんな絵が人気があるんだよ。」という風にいろいろと
見せた訳ですが。携帯で。

ふむ。
なんというか…。どういったらいい?
まあ、ありていに言えば、18禁?(^^;)

「ちら」とか「まっぱ」とか「ぱか」とか「○×」とか「△□」とか…(笑)。
販売されてるやつとか見せてくれましてね。
そういう絵全てではないのだろうが、6,000円~25,000円とか。B5サイズぐらいで。

まーね~。どういう絵を描こうがその人の自由なのだから、
自分がそこからいろいろ思ったりするのは身勝手な事なのだろうが、
「お金のため」って意味でこぞってそういう絵を描くというのは…
いや、おそらくこの方々は描きたくて描いているのだろうからいいのだけど…
そう、他人の事はいいんだ。
何に自分が萎えているかと言うと、
まあ、大体想像できている事かとは思うが、
技術とか、労力とか、創造性とか、そういうこととは別次元のところで
この世界が成り立って(?)いるという所がね。

自分が、こんな事で心惑わされている事時点で
ダメダメなのだということは分かっているが、
弱い自分は、なんだか思いっきり惑わされている気持ちにもなったりも。

自分の描きたいものを単に描くという事をやっていればいいのだと思っても、
「そういう絵」を描けば、まあ、ある意味人のためにもなって(喜ぶ人が居る)、
金にもなる(かも)という…ある意味甘味な誘惑…。
人の望む物を描く事で自分の喜びにも成る。という事も現実、確かにある。
そういう方向も確かにあっていい。

運の悪い(?)事に、自分はそういう方向で人の喜ぶような絵を描くという事に
積極的にはなれず、どこか自分で勝手に、今の自分が”そういうの”を描く事は
邪道というか、やってはいけない事というか、そういう風に勝手に決め付けが
出来上がってしまっているようで…。

「女性の体(絵)を売り物にしている。」とでも、どこか思っているのか。
「じゃあ、男の体(絵)だったらいいのか?」って話にもなるが…(苦笑)。
裸くらいの絵ならいいが、なんてぇか、”そういう”意図を含むような絵は…
『目的』が違う気がするので…。やっぱ…難しいなあ自分には。

『目的』ちうのは、自分の「描きたいベクトル」の方向で、
自分は「かっこいいなあ」とか「きれいだなあ」とか、そういうものに魅力を感じて
その力で描いている(つもり)訳で、”そういう”絵は自分にとっては、
もう『目的』が「金」とか、もう絵とは違うものになってしまうので、
描く意味が無い。

金が必要なのだったら、他の方法(つまり、絵以外)で労働して稼ぐ方が…
と思う反面。描けるかも知れない絵で、それを描きさえすれば…
という思いも。
もちろん、断然普通に労働した方が実入りはいい(労働”出来れば”の話だがねw)。
でも、内容はともかくも「絵を描く」という行為に変わりは無く、
技術面やその他の勉強にはならなくは無い。訳で。
が、だから、描くだけならいくらでも描いてみてもいいのだが、
それを売るってのはなー…。どうなんかなー…。

たぶん…、
「そういう絵を 純粋に自分が”描きたい”と思う動機以外の欲に刈られて描いている自分」
ってのが自分で嫌悪感を感じるというか…どん引き必至なんだろうな(^^;)。
損な性格だよ。まったく。アホらし(笑)。
うだうだ言ってねぇで、描きゃいいんだよな。
別に、自分のこだわりの物で食ってくと誓ってるわけでも何でもないんだしw。

でも、やっぱ描きたいもんだけまっすぐ描いて居たいな。という自分。

もし何かほしいものがあるなら何かで稼がないと買えないんだもんな。
だったらその目的の為にでも絵を描くということをタブーと決め付けなくても…
と思う自分。

どっちがいいのだ。自分。

まあ、18禁は描き(描け)ませんけどね(笑)。
流行のもんとか描いてみるという事にタブーの札を貼らないっていう意味でね。これは。


(なー?こういう無意味な所で迷ったりする所がロウだろー?(笑))
(あ?ロウなら「迷い」すらしない? ん。だから自分はロウ”寄り”だな。)

August / 20 Thu 16:50 ×

ぬをあ!
モニタの前暑い!!

今年、個人的に「今日暑っつい!!」と思う日は
一度か二度ほどしか覚えていないのだが、
今日は暑っつい!

何より風が無いんだな。
風が少しでもあれば全然違うものなのだが。


さておき。
おととい、友人と一緒に隣市の図書館へ。

自分が「図書館行っきたいんだよね。でも、自分じゃ行けんとよね…。」
と話をしたら、「私も行きたいから一緒に行こう。」と言われ、
一緒に行ってきた。

以前も一緒に行った事がある。
自分は市外民なので貸し出しはしてもらえないのだが、
友人は貸し出してもらえる(登録済み)。
今回も二人で本を借りた(借りてもらった)。

さすがは市の図書館といった所か。
美術系の本もそれなりに置いてあった(^^)。
素描系は見つけられなかったが(素描に触れたものはあったが)、
まだまだじっくりと見てみたい本がたくさんあった。

館内は結構にぎわっていた。学生さんが夏休みだからな。
大人も多数入館していたが、ただ涼んでるだけに見える人もちらほら。
確かに涼しいもんな。図書館は。静かだし。
利用者に迷惑かけてなきゃ全然いいよな。ただ涼みに来ただけであっても。

自分、出来れば館内で資料を広げての写生とかやりたいが、
さすがに今の時期はちょっと周りに迷惑だろうし
(そのくらい出来る空席は優にあったが)。
『学習机』だとちょっと手狭だと考えられるので、
広い机がいいかなと思うのだが、絶対他人に見られるしな…。
となるとやっぱり借りて帰るしかないかな…と思ったり(^^;)
『館内閲覧のみ』の本もあるし((狙いの)大判は結構それが多い)…。

たくさんの本の前で欲は膨らむばかり(笑)。


自分が行っていた学校の図書館って、今思うと4階建とかだったんだよなと。
(あれ?何階建てだったかしらん…(笑)。わー忘れたー…。)
実際その図書館を利用していた時の自分といえば、
レポート書きとその資料を見るって事にしか使ってなかったなと。
美術系の本とか実際あったのだろうか…。見ようと思ったことすらなかったな(笑)。
航空機関係の本とか、そういうのは借りて読んだりしてたが…
海外文学のコーナーはあったなあということはかすかに記憶にあるが…
(↑場違いな印象があったので記憶に残っているのだが)。
うーん、もっといろいろ使ってみれば良かったよな(今更だが)。
授業の無い空き時間は部室か電算(PC)室に居たからなあ…(^^;)。


話題休閑。
今回借りてきた本のうちの一冊は『版画』。
木版、銅版、エッチング(細い針のようなもので防腐剤の塗られた銅版に描き腐食させて凹凸をつけて版とする)
西暦1500年あたりの作品のやつ。
(他の時代のものもあったので、そちらも是非見てみたい。)

それを見ていて、自分、「片手間らくがきリベンジ」を
『鉛筆デッサン』のようなもんと(なんとなく)位置付けてやっていたが、
ニュアンスはこの版画っぽいなとも若干ながら思ったり。
もちろん技法が違うので分類上そう思ったのではなく描き方が。ね。
線画…というかペン画というか…、そういうのにも近い所があるもんな
自分の描き方(緻密画なにおい)。


そういえば、借りてきたほかの本に描いてあったのだが、
伊藤彦造さんの作品とかが載ってるやつなのだが、
「昔、子ども達はこぞって(これらの)挿絵を模写したものだ。」
と書かれていた。
彦造さんのようなすごい絵師さんの絵を小さい頃から手本と出来たとは、
なんとうらやましい事か!!
自分らの頃は模写するといっても「マンガ絵」とかだったからな~。
それ(マンガ絵)もいいのだが、個人的にはこの彦造さんのような絵の模写を
早いうちにやりたかったもんだと贅沢思ってみたり。
(といっても、当時そういう絵を「模写りたい」と思っていければダメなのだが。)

にしても、
彦造さんの絵とか模写ってた人たちって、
きっと今も絵ェ上手いんだろうなあ…。
遅すぎだが、自分もこれから模写る?

版画も彦造さんらの挿絵も、
白と黒だけの世界だが(もちろんカラーの作品もあるんだが)、
すごいんだよね。ほんと。
トーンとか使うのも自分好きなのだが、
線だけでの表現もいいよな!

まあ、まったくもって派手さとかは無いので、
Webという場所には不向きとも言えるものなのだがね…。
(ある意味、目立ってなんぼの世界だもんな(^^;)そこから不向き。)
まー、もともと自分の絵はWeb…というかモニタでの表示にしても、
(絵柄的にも)派手さとは縁の無いところなので、
「今更」だがね(笑)。(目立たせる気もないのでいいんだ。)

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