連日はつらい。
今日も安眠を妨げらる。
寝始め→山鳩の声。窓の向かいの木で鳴きやがって…(>_<)。
例の爆竹もいつもの事だし…。
就寝後→重機の音。うるへー。
明日までに着色までして完成させたかったのに…、
野望(?)打ち砕かる。
少しは進めたい…。
先日、友人が見せてくれた絵のこと等を思い出していたのだが、
(あの思いきり自分を萎えさせてくれた絵たちな(^^;))
B5サイズ(一般的な大学ノートサイズな)の
素人の描いた絵が例えば売値「5,000円」と言ったら、
おそらく、日本人のほとんどは「高い」と感じるだろう。
プロの絵だったり、有名なアマチュアの絵だったり(絵っつってもこの場合はイラストだが)
または、本当に買いたいと思っている人にとってはそうでもない値段だが、
一般的な人の目には絵(イラスト)に「5,000円」は高いと思われるだろう…。
しかし、思えばサイズは絵としては小さいとはいえ、
一日で仕上げるというのはちょっと難しい。自分だったらまず無理。
まあ…出来なくは無いが…。
完成までに2日以上かかるって事は多分にあると思われる。
2日かかって(良くいって)5,000円…。
日給2500円?時給にしたら…いくら??
その労働(?)時間に対する対価という見方からすれば、今の日本の労働条件で見ると
一枚の絵が5,000円というのはけして高くは無いという事になるのかもしれない…。
自分も含め、やっぱ日本人の、絵とかそういうものに対する見方って、
ちょっと認識が追いついていない部分があるんだろうなと。そう思ったり。
複製品の場合はこれには含まないのだが、
一点ものとして見る場合、
海外の人(売人)が、時々びっくりするような値段を付けるのは
個人的には「はぶりいいな~」と思ったりしていたが、
あれが『当然の対価』な見方なのかも知れないな。
同じような認識が日本に浸透する日は…、来るような気はてんでしないんだが、
改革できる日が来るといいなと、ちょっとだけ思ったり。
日本人って、昔から「器用」と言われているように、
やっぱ絵とか描くのはそれほどめずらしくもすごくも見えなくて、
技術とかそういう方向からも当たり前な見え方で、
だから「そういうことに対して特別金を払う」というのが
一般的じゃないんだろうな…。
お店番とかそっちの方が難しい作業なんだろうな…(笑)。
時給、全然そっちの方がいいからな。
昔から、日本の芸術に目をつけ、保存等に積極的だったのは
国内よりも断然海外だった訳だし。
日本では消えて失われていくような多くの良いものを
救ってくれているのはやっぱり国外なのだなぁ…。
ちうことは、やっぱまだ日本はその点ほとんど変わってないって事なんだろうかね。
逆輸入多いもんな(笑)。(周りの評価にてんで弱い日本人。)