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サイトjunktriggerのブログ。 レギオルの勝手気ままな手記をつづる…。
July / 28 Mon 15:10 ×
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August / 23 Thu 03:31 ×

全くもって今更だが、
エヴァの頭のデザイン初めて見たとき、
「あれ?ファン…キュア?」
と思った人どの位居たのかな。
自分はそう思った一人なんだけどさ。(一度位以前言ったかな。)

自分、韮沢さんの描く身体フォルムが大好物で、
山下さんのメカデザイン(ディスプレイやら小さなロゴ類とかそういうの含め)を
神だと思っている。

その自分の中でのトップ2人が不意に自分の頭の中で出会ってしまったものだから、
変な感覚だったことを覚えているな。
その御二人が同じ仕事をしてた訳でもないのに。(勝手に似てると思ってしまっただけでw)


自分、ラフ画とか設定集とか、
作品製作の過程に描かれたものを見るのが好きだ。

余白に作家がペンを走らせた何気ないらくがきだったり、コメントだったり。
そういうのが特に。いいよな…。
…そういう現場で自分も働きたかったのに…トオイメ

デザインが決定されるまでのいろんな没デザインもすごく興味深いよな。
世に出るデザインが、最終的に「出るべきして出た」ものだったしても、
それまでの過程なくしては生まれなかったかもしれないというところが。

ボツになるものにはボツになる理由が。
通るものには通る理由が。それはなにか。きっと何かあるんだろうなあ…。

渦中にある人間にはそれがわからないんだよな。
だれしも、自分が納得いかないようなものを描いたりはしない(と思う)。
悩み、迷いながらも「こういうのだったら。」と描くのに、それがボツなのか通なのか。
それがわかればあのどーしようもない気持ちと時間からいち早く開放されるのに…。

その分野の第一線を走っている人たちなどは、
われら凡人と違って、それまでにも結果としてすんごいものを作り上げてしまっている
(つまり、実力は世間も認めるものである)のだから、
描きさえすれば良いものが比較的短路で導き出されそうなものなのだが、
必ずしもそういうものではないのだなあ、と思う。

まあ、その原因(?)の一つは、『自分一人で作ってない』ものだから(起こるの)だろうなと思う。
自分作品(自費出版の漫画とか)だったら、その「短路」は出来やすいと思う。
ただ、どちらが『名作』を生み出す短路となるかはわからんが。

結局、どーしようもないくらいに抜け出せぬ泥沼状態に陥ってしまった場合は、
「自分の好き(気持ちいい)と思う部分で描く」が抜け道だったりするんだよな。
相手にあわせようとしすぎて自分の気持ちが入れられなくなってるとか。
お互いに白と黒を混ぜすぎてグレーになっちゃって、お互い当初の色を忘れてしまってるとか。
結局、最終的なデザインを見る人も理屈よりも感覚で見るのだから、
ちょっと一呼吸置いて、立ち返ってみたりするのがいいんだろうな。


場合によるんだが、1テイク目が結局一番よかったな。というケースもあるんだよね…。
自分も今回デザイン(以前描いた絵の再構成デザイン)やっていて、
最初に考えた案のバランスが、後で崩れる事になり(文字の部分の長さ(文字数)が変わった)
その部分がどうしても以前ほどの「いい」感が得られず、
結局全体的に没にしてしまうという結果にしてしまった(自分意志で)。

正直、完全没にしてしまうのは、乱暴すぎなのではあるが(短気は損気の類)、
一度壊れたバランスを立て直すのは、一旦最初から新たに作り直すよりも難しかったりするんだよな。
技術的なところもあるが、やっぱり心理的な部分も大きかろうな。

『感覚』て難しいな。

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