初夢。
正月が明けてから初めて見る夢、
二日の朝見た夢の事であったりというが、
もし、今年初めの「おぼえている」夢の事を言うのだったら…。
自分は目が覚めると夢を忘れてしまうタイプだが、
今日二度寝して見た夢は
とても不思議な夢だった…。
(自分が覚えている夢は大体二度寝した時のだ(^^;)。)
どこか島のような感じのところ。
海岸近くちょっと岩のあるような所(ちょい崖風)に自分は居た。
そこには他にも何十人かは居たようだった。
観光客の居る島のような、そんな感じもした。
(正月→海外→南の島という事かな?)
しかし、観光という雰囲気ではなく、海も景色も
あまりきれいという感じではなかった(そういえば今回色はついていたかな…)。
夢の中ではその水位がどんどんと上がっていくのだ。
速度的には潮が満ちていくような感じのスピードだったが、
その水位は異常なものだった。
とにかく高いところに行かなければ、海岸線近くは完全に
波に覆われてしまうような状態。小さな町も沈む。
人々はどんどんと島の上のほうへ避難していく。
自分も岩のようなところに居たのだが、
とりあえず、まだ波の来ないうちに一度町に下りる。
そこでも色々と人などに会うのだが、
民家の繋がれたままのペット(子豚)だったり(^^;)、
すでに主の居ない商店から食料を調達していく人たちだったり、
古い同級生だったり。
同級生の一人と話しているうち、その人から何か
カテーテルのようなコード系のものを受け取る。
(カメラの延長シャッター(?)ぽいといえばそれかな。)
同じく自分の同級生から受け取ったものらしいが、
私にという事らしい。
伝言のようなものも同時に受け取った。
言葉自体は正確にはおぼえていないが、
「次回の(何かの)時にはやってくれると期待している。」
というような事だった。
その言葉を残し、その人はもっとひどい現場へと行ってしまったらしい。
(その人はジャーナリスト系なイメージだったか。)
夢の中で自分はその言葉をまるでその人の遺言であるかのような気持ちで
受け取った。
他にも、海辺にあった小屋が人ごと波にさらわれたり。
状況はどんどんと悪くなっていく…。で、目が覚める。と。
しかし、幸いにも夢の中で人死に一人もは無かった。
(さらわれた小屋も、海岸の形状で途中上手く引っかかって。)
自分は常に安全策をとり、危険な状態にはならなかったのだが、
そんな自分と、危険な所へも人の為行ってしまう級友との
その差が…。
自分が何かとてつもなく情けなく感じた。
身の安全だけを講じ、何もせずただ見ているだけのような自分…。
夢なんて、所詮はいろんな記憶や意識によるものであろうが、
深読みすればするほど…、いろんな風に取れる夢だったなと。
何か、戒めっぽいといえばそう取れるな(^^;)。
そういえば、
今回いつもと違うなと感じたことは、
大体自分の夢は何かTVドラマのように、
主観と俯瞰(ふかん)の両方の視点であるのだが、
今回は全てが主観であったなと。