前々回、
「現物を現物どおりに描くと(特に写真とかのを)
逆に嘘っぽく見えてしまうこともある。」
と書きましたが、
以前、とある本の写真を見て真横から見た馬の絵(素描)を描いたときに、
その写真の馬は片方上げた前足の裏が見えていたんですね
(もちろんその写真も真横から撮られたもの)。
自分も普通に考えて「上げた足の裏は真横からだと見えないのでは?」と
感じましたが、現に写真ではそうなっている…。
写真につけられた文章に「この歩き方は○○歩き。」
(○○は、スペイン…だったかなあ…)
とあったので、そういう歩き方をすると見えるんだなと、そのまま描いた。
すると、後日その絵を展示したときに、(
自分はその展示された絵の壁のすぐ向こうにいたのだが)
絵を見た若い男性が知ったように
「この絵この足おかしいよな、だって足のうらみえるわけ無いじゃん。」
て(笑)。
一応自分も絵の解説に
『○○歩きしてるポーズだそうです。』と描いてはいたのですが、
やっぱ先入観や固定観念で嘘っぽく見えるんですよね。
ま、そういわれたときゃ自分裏で「そういう歩き方なんだよっ!」と
心の中で突っ込みましたけどね。
(声に出して言ってたらビックリしたろうなあ(笑)。)
その実物(素描)はうちのスキャナーではちょっと難しい(絵がF4サイズ)
ので、当サイトにはアップしていませんけれどね。
それにあの絵は祖父にあげたので(^^)。
そういや、今唐突に思い出したが、
自分同時期にエアブラシを初めて使って描いた絵を
友人が気に入ってくれた(そう言ってくれた)ので、半ば無理やり?に
あげてしまったが、あれはB2サイズあったし(しかもボード)
…何かと邪魔だろうなあ(笑)。(処分するにしても、どっかに置いておくにしても…。)
(上手く何かに再利用でもしてくれてればいいけど(^^;)。)