自分、絵画において、『印象派』と呼ばれる所の絵はどちらかと言うと
好きではないのだが、
自分が何故かずっと「色数の多いCGより、以前の色数の少ない頃のCGの方が鮮やかで好きな事がある」
と思っていた理由が、同じ理由によるところだったと分かって、
なんとも微妙な気分w
共通の「好き」部分は、あくまで、『色』に関しての部分だけで、
印象派のあのぼぅっとした感じ(描き方・ライン)はどうも好きではない。
基本的に、好きではない印象派の絵をまじまじと見ないので、
印象派が好きな人が「やっぱり印象派の色は鮮やかで良いねえ」と
言っている意味が良く分からなかった。
紙面やテレビでは、当然その”良さ”は分からないし。
印象派の色の載せ方は、人によっても様ざまではあるが、
スーラーとかゴッホとかは(分かりやすく)、原色系で塗ってんだよね?
パレット上で色を混ぜて色をつくってからキャンパスにのせるのではなく、
原色のままキャンバスに置き、その原色同士の組み合わせで見える色で
全体の色を作ってるんだそうだよねー。
だから、基本的に色が混ざってないままだから、鮮やかなままなんだそうだね。
なんだか、印象派というと、あの描き方だから、全体的にぼぅっとした色かと
思っていたが、実際はそういうわけでは無いのだな(人によるのだろうが)。
で、
色数の少ない頃のCGってのは、ドット(点)を網目状にしたりして、
2色で見事なグラデーションを描いたりしてるんだよね。
色数を多くつかったグラデーションより自分が何故か鮮やかに感じていたのは
その「混ざってない色」から受けていた印象だったのだな。
…単に、解像度のせいで、ドット目の粗さがシャープ感を出してるのかと思ってた(^^;)
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