一般の事務と、自分が時々やってるサイトのデザイン（個人のじゃないやつ）。
基本的にそんなに違いがない気がする…。

どちらも”事務的”な作業意識がどこかにあるような。

自分は事務の仕事が嫌（将来なりたくなくて）で、
それでずっと理け…って、その話はもういいなｗ
まあ、そういうわけで、自分が事務的仕事をする事が鼻持ちならんのだが、
サイトのデザインに、その事務的を感じてしまう今日この頃…。

別に大して数をやったわけではないのだが、
なんだろうな…でも、次第に自分が例えば「WEBデザイナー」という分野に
（これまでもどこか関心をもてないで居たのだが、）
魅力を感じない部分はそこにあるのかなと思ったりも。

実際、事務と言ってもいろいろあって、その腕の見せ所は多々ある。
自分はその腕を事務では発揮できないと思っているので多分無理だし、
やっぱり「それなり」以上の仕事のできるタイプの人間と言うのは
ちゃんと別に居るはずなんだ。

自分で言うのは忸怩（じくじ）たるものがあるが、
例えサイトのデザインが自分に「それなり」に出来ていたとしても
それその程度ではたして良いのかと思ってまう…。

この作業には自分に「それ以上を求める何か」が湧かない。

事務だって、そこに美を追求できる人は居る訳で。
作業効率であったり、文面の見た目の美しさであったり、
説得力のある書類構成だったり。
当然そんな事やら無くても事務としては成り立つのだが、
そこに生きがいと言うか、『自分の仕事』という自覚と言うか、
そういうドライブ（衝動とか励みとか）を見出せる人が居る。

傍から見れば「ばかじゃないのか」と思えるような事でも、
ドライブをつかんだその本人にとってはまさに生を得た
充実した日々という感覚ではないだろうか。
そういう活動が人間にとっては非常に大事な事で、
発明や発見、発展には欠かせないことだと。思ったり。

（毎日毎日、例えば微生物一種の研究に没頭している人がいて）
（傍から見れば何をやっているのか…と思える研究が）
（いつか人の生活を助ける新薬だったり新エネルギーだったりの）
（発明に貢献したりするんだよね。）
（ドライブなくただ作業やってるだけの人間だったら）
（その些細な発見に多分気が付かないよね。）

「ただ事務的に事務作業を淡々とこなせる事」が
「事務職に向いている」とみなすのはどうだろうかと個人的には思う。
「ただ少しばかり絵がかけてる風」だからといって、
「絵の関係する仕事なら何でも良いのではないか」と思われるのも同じく。

まあ、生きがいと言うか、そういう意欲と言うものは
何がきっかけで芽生えるか分からないもので。
人からのさりげない感謝であったり、小さな好評価であったり、
いつ何時「目がさめる」かは分からないのだが、
とりあえず、今は現状としていまやって居る事が事務的に思えても、
せめて「それなり」はできないといけないんだよね。

本音とすれば、できれば現状ではまだ目覚めてほしくは無いのだけどね。
贅沢な願い事だけど。
もっと違った所で目覚めたいんだよね…。

…いや、もう違った場所で目覚めてるから他だと嫌なのかな（＾＾；）？
あ、でも、今の目覚め物だと生業に出来てないからダメだねぇ…。
基本、理解されないものの存続には何かしらの成果や結果が必要だからね。
目に見えるものとして…。