なんつうか…
あれやね。指示があいまいなままにして居るから
ずれが生じるんだよな。
主従関係がうまく出来てないとこうなるんだよな…。
(ここがそもそも曖昧。)
(一応、相手がクライアントさんなのだから、自分は従であるのだが、)
(クリエーター(同じ ものの作り手)として同等に動いていいのか…)
(そこで迷う…。基本、自分、従に徹して無いといかんのだろうけどな…。)
今回も、自分でもまた切り込めないでいるのは、
今回の作品に対する自分の立ち位置がよく飲み込めていないという事がある。
今回表面上のメイン(役者)は二人で、
その内の一人を自分はやることになっているのだが、
その役は自分にとっては誰かを演じるということに徹する役なのか、
あるいは、自分のカラーを出すべき役なのか。
そこがいまいち分かっていない。
自分は完全に未熟な人間(”駆けっぱなし”の駆け出し)なので、
誰かを演じながらもそこでカラーがかもし出る様な演じ方は出来ない。
意識をどちらかに徹底させないと、どこかで目立とうとして
作品を台無しにしてしまう可能性が大きい。
大物にでもなれば、完全に役を演じても
しっかりと演じきることができるのだろうが、
自分など未熟者は人の真似や指示で「人形のよう」に動く事で
自分を理解してもらえるのだろうかと不安に思う…。
「真似だけならだれにだって出来るではないか。」と
勘違いするんだな。たぶんそうじゃないのだろうが。
ところで、その「真似」なのだが、
クリエーターとして、「真似をする」という事は
あまりいいことではないと自分は認識している。
しかし、今、漫画家さんとか画家さんとか(ビジュアル方面で言うと)、
そういう分野以外では
ほとんどが何かの真似のような指示での作業を求められたり、
クライアントさんの手の代わりとして指示のまんまを作ったり
という作業が多い様な気がする。
そこに、オリジナリティ(自己表現)を出すということは
あまり好ましい事でない様な、そんな印象がある。
はたしてこれは真なのだろうか…。
「未熟なものほどでしゃばる。」という悪い典型にはなるが、
これをやらないというのははたしていいことなのだろうかと。
やはり、自分のいる場所が、間違っているのだろうか…。
こういう考え方をする人間のいる場所は
今居るような所ではないのだろうか…。
くそ…こんなとこで要らぬ血(親から受け継いだでしゃばりな性格)
が出てるんだな…。
もっと自分を見極める目を持たんといかんのだろうがな…
これも土地柄…のぼせもんな気がある(これがいいほうに作用する場合もあるが)な
とこか…。