友人が首切りの危機らしい。
まさに新聞などで聞くことの身近な現実だ(なんか変な日本語だな…)。
その職場自体がミスなどをした訳ではなく、
本社(職場が契約している会社)のミスで生産が滞ったらしい。
そこで切られた(これからも追って切られる)のが派遣社員というわけだ…。
新聞やテレビでは何度も耳にしてきた事だが、
やはり、身近な人、しかも友人がその仕打ちに合うというのは
やはり腹の立ちようが違うものだな…(^^;)。
納得がいかないと言うか、何故そういう事がまかり通っているのか…。
責任はその当事者が負う物であるというのが…筋と言うものでは。
まあ、こういう社会になる前から、会社の経営が苦しくなってきたときの
リストラという事はあっていたわけだが、
その「当事者の痛み」がかなり痛く無くなってきているような気が…。
人身御供になってくれるものがあるから…というような雰囲気がどこかないか?
(これは行き過ぎた被害妄想か?)
今は「敗者復活戦」がない社会だと言う人もいる。
一度敗者にまわると、もう這い上がる道は無いと。
絶対に無いというわけではないだろうが、
這い上がるための「システム」は存在しない。
しかも、
この「敗者」は連鎖するとも言われている…。
…そういえば、近未来を描いたものには
日本にもスラムというものがあったなあ…。
自分は一生懸命で無いので、いいのだが、
一生懸命に働いている人間がそんな扱いしかされない世の中で、
健全な未来への教育ができるものだろうかなあ…。
これからは「努力すれば必ず報われる」という教えは
軽々しくは出来ないな。
これからの世をたくましく生かすためには、
われわれのように夢をただえがかせるだけではだめで、
現実を教え込まねばならんようだな。
自分はこのまま夢の中で生きるとしよう…。
(ひと、それを現実逃避という…(笑))